モバイルデートアプリ「Tinder」がいちばん良い写真を最初に表示する新機能「Smart Photos」を発表し、マッチングする割合が12%増加しました。

左にスワイプされることが多い写真と右にスワイプされることが多い写真を追跡し、プロフィール用写真を差し替えるという機能です。
TinderのCEOであるSean Rad氏は、「第一印象が大事だ。Smart Photosでは、高度なアルゴリズムを実装して、新しい関係を築く時にユーザーができるだけ良い印象を与えられるようにしている」と述べています。
TECHS OPINIONS
・竹川潤一(クリエイティブディレクター)
しばらくは面白そう。でも、しばらくして「マッチングしやすい写真」っていう定義ができたら、そういうフレームテンプレとかできちゃって、みんな同じ角度、顔色、笑顔とかになって、、、、、みんな似てきて。どんどん現実離れして、、、、そういう瞬間しか撮らないプロフィールシャッターモードがアプリでできて・・・。結局・・・そんなに第一印象って大事?って話。
・山口哲一(音楽プロデューサー/エンターテックエバンジェリスト)
シャイなので日本人には向かないと言われいていたデートアプリですが、MixChannelのLOVEカテゴリーの動画などを見ていると、日本の若者にも流行る可能性はあるのかも。
・黒宮丈治(ライター/プランナー)
マッチングしやすいプロフィールの選定は、複数のメディアで実装されているクリックされやすいサムネイルや、タイトルの自動選出の技術などと同様の技術だろうか。精度もあがっているため、今後はさらにこうした機能が流行しそう。「創意工夫」といった人間の思考面が削がれることで、逆に技術の発展にストップをかけてしまう不安も拭えないため、今後の動向に注目したい。
・浅田祐介(音楽家/起業家)
「顔をだすこと」に抵抗がない欧米文化所以とはいえ、自分の好みが並ぶさまは圧巻。その並んだ顔で人相学のサーチかけて、自分の好みの人相の性格傾向が知りたい。